ゲイ出会い体験談~学生からフケ専の秘密体験談~

若者から老人まで、ありとあらゆる年代・セクシュアリティのゲイのエッチなアダルト体験 談を集めています。

Top > スポンサー広告 > 水を飲みながらせわしなく動き続ける兄の背中を見ていた ゲイ体験談-ガテン系 > 水を飲みながらせわしなく動き続ける兄の背中を見ていた

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

水を飲みながらせわしなく動き続ける兄の背中を見ていた

時計を見ると、午後四時。
ガラス越しに店の中を覗きこんだ。
暖簾の隙間から、兄貴の背中が見えた。
夜八時から明け方まで営業している兄貴のラーメン屋は、まだ仕込みを始めたばかりの時間帯だった。

俺は、店のドアを開け、小さな声で、ちわす、と言って、背中の大きな荷物を床に下ろした。

「よお、今度はどこへ行くんだ?」
兄貴が、いつもと同じように、黒々とした髭の中に、白い歯を見せて笑った。

俺は、あまり儲からないフリーのカメラマン。
そんな俺が、兄貴の店に顔を出すのは、遠くへ仕事に行くときだった。
店に行くのは、決まって、開店直前の午後七時ごろ。
俺は、兄貴のラーメンを食ってから、夜行の電車やバスに乗って、現地に向かった。
兄貴の店に行くのは、俺にとってある種、旅に出る前の儀式だった。

「今日は、早いな」
「いつもより、早く行かなきゃいけないんだ」
「この時間じゃ、まだ(ラーメンは)出せねえぞ」
「じゃあ今日は、諦めるかな」
兄貴は、忙しそうに狭い厨房の中を動きまわっていた。
俺は、兄貴が出してくれた水を飲みながら、せわしなく動き続ける兄の背中を見ていた。

「どうして今日は早いんだ?」
「実は、今夜、飛行機で海外に行くんだ」
兄貴が、手を止めて、振り返った。

「すげえな!お前の写真、認められたのか?」
「うん。俺の写真を気に入ってくれた会社があって、企画モノだけど、金出してくれたんだ」
「よかったじゃねえか!」
幼い頃に両親が離婚した。
俺達兄弟を引き取った母は、俺が中学の時に他界した。
それからは、兄貴が五つ下の俺の面倒を見てくれた。

どん、と音がした。

カウンターに、中華用の丼が乗っていた。

「ラーメンの代わりに、これ食っとけ」
丼には、湯気の上がったご飯と、その中央に黄色い生卵が乗っていた。

「それが嫌だって言うなら、フライパンに落として、チャーハンにしてやってもいいぜ」
兄貴は、丼に醤油をかけながら、にやっと笑って片目を閉じた。

「これでいいよ。いただきます」
俺は、丼を持ち、卵の黄身の真ん中に箸を入れた。
黄身がじわりとご飯に染みた。
不意に、母が仕事で遅くなったとき、兄貴が、米を炊いてくれたこと思い出した。
胸が熱くなった。
やっぱり、兄貴の店に寄って良かった、と朕は思った。

タグ: 体験談 ゲイ

検索フォーム
興味のあるシチュエーション
or ワードを入力してみよう
記事カテゴリ(詳細)

体験談 ゲイ 高校生 野外 中学生 大学生 レイプ ハッテン場 女装子 外人 サウナ 小学生 海外 兄弟 変態 繁華街 同僚 友達 サークル 風俗 競パン オタク アオカン 病院 ジャニーズ 盗撮 ヤンキー イケメン ショタ 上司 親子 仕事 職場 ニューハーフ 

ゲイサイトリンク