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電車内で痴漢

朝の通勤時のホームでのこと。
乗り換えのため、階段を駈けあがると何故かいつになく長い列だった。
電車の遅れによる順番待ちの人が、イラつきながら並んでいたからだ。
俺は仕方なく辺りを見回し、なるべく短い列を探そうとした。
…が見つからず諦めモードに。

『どこでも同じか…』と目の前の列に並びかけたその時、ガタイのいい30過ぎのリーマンが、俺の前に割り込んで来た。
『なんだよっ!』と相手を睨みつける俺。
どうやら、携帯電話を操作しながらだったので、俺が視界に入って無かったらしい。

俺の驚いた感じに彼は、すかさず笑顔で『すみません!』と言うと、また携帯に没頭しはじめた。
俺は『ま、いいや』と改めて彼の顔を見た。
『えっ?何? すげーいい男じゃん!』 色黒で坊主がかなり延びた感じ、でもすごくイケててスポーツやってそう。
たまに、電車がやって来る右側を見る横顔は男らしく、鼻が高くて聡明そうだ。

俺は、穴が開くぐらい彼を凝視した。
だが彼は無防備で、その視線には全く気付いてないように見えた。
コートの裾から見える逞しい脚に、俺は何度となく触れたくなった。
俺の目の前に現れてからずっと、携帯を右ポケットから出したり直したりしている。
おそらく大事な相手と、メールのやり取りでもしているんだろう。

25分遅れで電車が来た。
俺はぴったり彼の後ろにくっついたが、意外?にもあまり車内は混んではなかった。
残念だけど、ドアの横に立っている彼の隣をキープした俺はいつもの癖で股間を見た。
『少しもっこりしてるじゃん!』 それに携帯に夢中で、簡単にタッチできる距離だし。
『もう少し混んでたらなぁ。
』なんて要らぬ妄想。

何かサイトでも観ているのか、指はほとんど動いていない。
俺はどうにかして画面を覗いてみたくなり、少し立つ位置をずらしてみた。
その時彼が観ていたのは何と、裸の数人が絡んでいる動画だった。
『えっ? さっきよか股間が盛り上がってない?』 エロサイトをいやらしく観てるイケメンのもっこりを見て、ちょっと興奮!
でも良く見ると、ピチピチのスーツパンツに亀頭の輪郭が… 『まさかノーパンか? じゃないと、あんなにハッキリしないよな。
』俺はもう、触りたくて堪んなくなってきて自分のあそこが反応していたことに無頓着だった。

『えっ? 彼と目が合ったぞ?』 俺の股間を彼が見てる。
『いやいや、気のせいかな。
』 ちょっと安心したのもつかの間、駅についた途端人がたくさん乗ってきて、さっきより彼に近づいてしまった。
もうあと10㌢で、半勃ちの彼にタッチできそう…その瞬間、電車の揺れでそのもっこりに手が触れた。
暖かくてしっとりとした感覚!
すみませんって感じで彼の目を見たら、とろんとしているしコックリ頷いてるじゃん。
『どういう事!?』いきなり彼は腰を突き出し、俺の手に自分の股間を押しつけてきた。
でも視線は携帯に向いたままなんで、たまたまなのかも知れない。

だかそれは偶然ではなく、意図的なのがすぐに分かった。
おもむろに自分のジッパーを下ろし、俺の手をスーツパンツの中に入れようとしたからだ。
俺は理性を無くし、誘導に応じてしまった。
彼の生暖かい肉棒の先端は、その周りの剛毛とともにヌルヌルになっていて、少し摘んでやると今にもイッてしまいそうだった。

あいかわらず、顔は携帯に向けられているが下半身は俺にもて遊んで欲しいらしい。
『この淫乱野郎め!やはり下着はつけていないな。
』それをいいことに、俺は右手を完全に彼のパンツスーツの中に入れて、お望みどおりネチネチ触りまくった。

シカトしてても鼻息は荒くなり、もうしっかり勃起している彼が携帯を右ポケットにしまうと、今度は窓の外に視線を移したまま右手を俺の股間にあてがった。
『うっ!』俺は小さく声を出すと、ジッパーを下ろされるのを黙って承諾した。
実は俺も完全に勃起しており、恥ずかしながら触られるのを待っていた。
もちろん通勤時は、いつも邪魔な下着はつけない。
いつ誰に触られてもいいように…
彼の手はだんだん大胆になり、俺の太股をまさぐり始めた。
デカいだけが自慢の玉やその裏を、舐めまわすように触ってくる。
『あぁ、ガマン汁が玉裏を伝って落ちてくる~』と快感に酔いそうになってると、今度は左手で俺の右乳首をなでる。
そう、この時は向かい合う体制になっていて、鞄はふたりとも足下に置いていたため両手はフリーだったのだ。

瞬間的に電車がまた動きだし、思いきり抱き合ってしまった。
もうガマンできないけど、ここではこれ以上のことはできない。
しかし、彼はおかまいなく亀頭を強く刺激してきた。
『気持ち良すぎる…こんなイケメンと触り合ってるなんて。
』高い鼻筋と薄い唇が、興奮のあまりいやらしい。

気付けば、電車は通常の速度で走り出していて、脈打つ肉棒は、再び大きさを増し始めた。
もう限界だ。
そう思った瞬間、俺の手の中の彼が熱くドロドロした液体を放った。
俺はハンカチを取り出し、キレイにしてやった。
あまりの量に驚いていると、今度は俺にも限界が訪れた。

あり得ない状況の中、俺がまさに射精する寸前、彼はその手を止めた。
『えっ? 寸止めかよ!』その心の叫びは無情にも彼に聞こえることなく、電車は駅に到着した。
すでにジッパーを上げている彼は、俺に背を向けさっさと出口に向かっている。

こうしてはいられない。
俺も勃起したまま、かろうじてジッパー引き上げその後を追った。
俺のスーツパンツの前は、ものすごく盛り上がってるに違いない。
とにかく今の俺は、この勃起を何とかして欲しい…だけでなく、滅多にお目にかかれない体育会系イケメンリーマンと、もっと関わりたい一心だった。

そんな俺の気持ちに気付いたかのように、長身の彼は突然振り向くと、俺の目を見てニヤリ微笑んだ。
『ん? どうすれば…』リアクションに困る俺。
そして、俺はまたいつもの癖で股間を見た。
もちろん彼の。
まだ勃起してる…?こりゃ、ついて行くしかないな。

しかし、すごい人ゴミの中で足長のイケメンについて行くのは容易ではなく、ついに見失ってしまった。

仕方なく、そばにあったトイレで勃起を鎮めることにした。
あまりの興奮にヌルヌルで、しかもビンビンなんでなかなかジッパーの外に出すのが難しい。
四苦八苦して、ようやく姿を見せた俺のマラ!
自分でも、こんないやらしくテカテカに光ったのを見たのは久しぶりだ。
『もうガマンできない。
イッてしまいたい!』俺は自然とマラを強く握りしめ、その場でしこり始めていた。
ラッシュ時で、トイレにもたくさん人のいることも忘れて…

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